訪問販売員が「また来ます」と言う理由とは?営業トークの裏側を読み解く
2025/04/26
訪問販売員が「また来ます」と言う理由とは?営業トークの裏側を読み解く

今日は、訪問販売でよく耳にする「また来ます」というセリフについて掘り下げてみたいと思います。
一見、丁寧な印象を受ける言葉ですが、実はそこには営業のテクニックや戦略が隠されていることも…。
今回は「なぜ訪問販売員は“また来ます”と言うのか?」について、心理面や営業戦術の視点から解説していきます。
「また来ます」はただの挨拶ではない?
訪問販売の場面で、「今日はお時間なさそうですね。また来ます」と言われたことがある方も多いのではないでしょうか。
一見すると気遣いのある言葉。でも実際には、単なる“お別れの挨拶”だけではありません。
この一言には、以下のような意図が含まれている可能性があります。
1. 心理的プレッシャーを与えるため
「また来る」と言われると、「また対応しないといけないのか…」と感じる方も多いはず。
この言葉は、消費者に少しずつ“断りにくい空気”を作るために使われることがあります。
実は営業の世界では「繰り返し訪問=信頼感が増す」と言われていて、人は何度も顔を合わせた相手に対して“親近感”を持ちやすいのです。
2. 断りきれない人の「保留」を狙う
訪問販売では、はっきりと「要りません」と断らない人も多いです。
「今は忙しいので…」「ちょっと考えたいです」という言葉の裏には、本心で「いらない」と思っていても、それを伝えられない気持ちが隠れていることも。
営業マンはその“曖昧な態度”を察知して、「また来ます」と言い、次のチャンスを得ようとします。
つまり、“可能性がゼロではない”と見た相手に再アプローチするための布石なのです。
3. 契約率アップのための統計的アプローチ
ある営業マニュアルには、こう書かれていることもあります。
「1回目で契約に至る確率は低くても、3回目の訪問で契約が取れる確率は○%に上がる」
このようなデータに基づいて、「再訪問」を前提に営業戦略が立てられていることもあるんですね。
つまり、「また来ます」は営業マンにとって“当たり前のプロセス”でもあるのです。
4. クレーム対策の一環として
訪問販売では、一方的な売り込みがトラブルにつながることも。
「また来ます」という言葉を使えば、強引な印象を和らげ、クレームのリスクを減らす効果もあります。
一度去ることで、相手に“考える時間”を与えたように見せる。実際には「次は買ってくれるかも」と計算されていることも。
まとめ:上手に距離をとることが大切
訪問販売員の「また来ます」は、単なる挨拶ではなく、営業戦術の一部です。
相手が何度も来るからといって、無理に対応する必要はありません。
大切なのは、自分の意思をしっかりと伝えること。
興味がない場合は「結構です」とはっきり言い、できればインターホン越しに対応するのがベストです。
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