怒っているお客様への対応マニュアル(訪問販売向け)
2025/05/02
「怒っているお客様への対応マニュアル」は、訪問販売だけでなくすべての営業活動で非常に重要です。ここでは、訪問販売におけるクレーム・怒り対応の基本マニュアルとして、実践的かつ段階的に説明します。

🔶 怒っているお客様への対応マニュアル(訪問販売向け)
■ 1. 怒りの種類を見極める
怒っている理由によって、対応方法が異なります。
怒りのタイプ | 例 | 対応のポイント |
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誤解や説明不足による怒り | 「そんな説明聞いてない!」 | 正確な情報で不安を解消 |
契約や料金に対する不満 | 「こんなに高いと思わなかった!」 | 具体的な内容を再説明 |
態度や言動に対する怒り | 「その言い方は失礼だ!」 | まず謝罪し、姿勢を正す |
しつこい訪問による怒り | 「何度もしつこいんだよ!」 | 丁寧に謝罪し、訪問自体を控える |
■ 2. 初動対応:とにかく「感情の受け止め」が第一
✅ やってはいけないNG対応
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言い訳をする
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自分の正しさを押し通す
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反論する
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無視する・無表情で対応する
✅ すぐに使える基本フレーズ
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「ご不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません」
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「まずはお話をしっかりお伺いさせてください」
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「ご説明が不十分でご迷惑をおかけしました」
■ 3. 傾聴と共感をセットで行う
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相手の言葉を遮らず、最後まで聞く
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相づちや繰り返し(オウム返し)で「聞いている」姿勢を示す
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共感の言葉を添える:「それはご不安になりますよね」
▶ 目的は“納得”ではなく“感情の鎮静”
■ 4. 事実確認と説明(落ち着いたら)
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正確な契約内容や資料をもとに説明
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記録(契約書・トーク記録・日時など)を確認
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クーリングオフの可能性など、選択肢を提示する
■ 5. 対応策・謝罪方法の提示
対応策例:
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契約解除や内容変更
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商品交換や訪問取りやめ
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担当者変更
謝罪は「三段構え」で:
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感情的謝罪:「不快にさせて申し訳ない」
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具体的謝罪:「説明不足がありました」
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再発防止:「今後は○○を徹底いたします」
■ 6. フォローアップ
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電話・手紙などでお詫びと報告
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対応を記録して社内共有(再発防止)
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必要に応じて上司が謝罪に同行
🧩 補足:対応における心構え
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お客様の怒りは「会社への不満」であって「個人攻撃」ではない
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最初に対応した人が“怒りの火消し役”になることが多い
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怒りをきっかけに信頼関係を築けることもある
ぜひ訪問営業・飛び込み営業をやってみたいとお考えのかたは、こちらまでご連絡ください!
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